新プランが話題の楽天モバイル、実質0円でお得な新端末、「Rakuten Hand」は高性能だがサブ機向き?気になる性能や使い心地をレビュー
今回は、楽天モバイルから2020年12月から発売されている新型スマホ、
「Rakuten Hand(楽天ハンド)」のレビューです。
楽天モバイルと言えば、2021年1月末に新料金プランRakuten UN-LIMIT Ⅵを発表して大きな話題を呼んでいますね。
通話・SMSはRakuten Linkアプリを使えば無料、データ通信は1GBまでは無料、その後は段階的に課金されるというものです。
さらに、
・契約手数料など初期費用が掛からない
・Ⅵのサービス開始までは300万人1年無料のUN-LIMIT Vを使える
・様々なキャンペーンのポイント還元が受けられる
ということで、今契約するのはかなりお得だと感じています。
私も例にもれず音速で契約したのですが、メインで使用しているiPhoneXが楽天の動作保証外の機種なので、キャンペーン中の新機種である、Rakuten Handを購入しました。
新機種ながら、通信プランと同時に申し込むことで、端末料金20,000円以上がポイント還元され実質0円で購入できるという、これまたとんでもないお得さのキャンペーンです。
楽天のスマホと言えば、以前も1円で購入できる端末のRakuten miniがありましたが、こちらは、
・あまり性能が良くない
・画面が小さすぎる
などの理由から、あまり実用性がないとの口コミがありました。
今回のHandはどうなのか検証してみます。
では商品が届いたので、いつものように開封からレビューしていきます。
段ボールの中には、
・スタートアップガイド
・本体、充電ケーブル
・クリアケース(セット購入で0円)
が入っていました。
余計なものを付属しないのも先進的な楽天モバイルらしいですね。
こちらのRakuten Handは、従来の一般的な物理SIM(nannoSIM)ではなく、eSIM対応になります。eSIMはオンラインでプロファイルをダウンロードするだけで使用することができあます。
回線とセットで申し込む際はnanoSIMではなくeSIMを選択するようにしましょう。
esimをダウンロードすると使用可能になります。
サイズ感ですが、名前の通り小型で手のひらサイズになります。
かといって小さすぎず丁度よいサイズなので、操作はしやすいです。
小型かつ、現在は無制限の高速通信が1年無料なので、外出先でのテザリングでポケットwifiのように運用することもできるでしょう。
スペックは以下になります。
特筆すべき点として、液晶は5.1インチ有機ELディスプレイでとてもきれいです。
ロック解除も顔認証と指紋認証両方に対応しており素晴らしいです。
やや気になる点としては、メインカメラは4,800万画素ですが、そこそこといったところでしょうか。
バッテリーも小型なので電池持ちもやや控えめです。
通話、SMSはRakuten Linkアプリから行うようにしましょう。
(はじめからインストールされています)
操作方法や使用できるアプリは他のAndroid端末と大差ないかと思いますので、気になるRakuten Handの性能チェックをしていきましょう。
まず、端末自体の性能とは直接関係ありませんが楽天回線の速度について確認してみましょう。
楽天回線はエリアが限定されていて、入らないエリアではパートナー回線(auなど)を使うことになり、こちらは月5.0GBの高速データ通信量制限となるので、契約する前にエリアを確認することは重要かと思います。
私の住まいは都内某所ですが、楽天回線エリア(4G+)でした。
回線データ計測アプリで、日曜の15:00の回線速度を計測してみます。(当然場所や時間帯により速度は変動します)
結果、
下り(ダウンロード)速度は、40Mbps、上り(アップロード)速度は20Mbpsでした。
回線速度の目安ですが、
・下り=25Mbps
・上り=10Mbps
くらいとのことなので、私の家では十分に使えそうです。
続いて、スマホのCPU・GPU(処理・画像処理性能)などを見ていきます。
診断ソフトは、最もメジャーなAntutuベンチマークを使用します。
iOSとAndroid両方に対応しており、スマホの性能を数字で比較することができます。
Rakuten Handに搭載されているCPUは、
Qualcomm® Snapdragon™ 720G / オクタコア 2.3GHz + 1.8GHzです。
「Snapdragon 720G」は、プレミアムなミドルクラス向けのチップセット。クアルコムのゲーミングプラットフォーム「Snapdragon Elite Gaming」をサポートし、HDRゲームプレイやダイナミックな映像処理などを可能にし、処理能力が求められるゲームアプリをより快適にプレイできる。
となっており、小型ながら新型のミドルクラスCPUが搭載されています。
これはスコアにも期待できますね。
では、ベンチマークを走らせていきます。
色んな動画や画像が流れていき、処理速度を計測します。
様々な角度から総合的にスマホの性能スコアを出していきます。
結果がでました、
総合スコアは約28万点、GPUスコアは約7万点となりました。
Antutuベンチマークの目安スコアですが、
と、ミドルレンジ中位の性能はあることになりました。
これならRakuten miniのように性能不足に悩むこともなく普通に使用することができますね。
実質0円でこの性能のスマホを手に入れられるのは単純にすごいと感じます。
簡単ですがレビューは以上になります。メリットとしては、
・カメラとバッテリーを除く性能は充分以上
・小型で携帯しやすい
・実質0円で楽天回線+端末を契約、購入できる。
ということで、かなり満足できるかと思います。
ただ、回線エリアやカメラ、バッテリー性能の話もあるので、個人的にはサブ回線・端末として運用するのがおすすめだと感じました。
今回はこの辺で。
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