「Thermaltake core V21」で キューブ型 自作PC製作 高効率80PLUS GOLDのATX電源「COOLER MASTER V1000」に載せ替え編+おすすめPC電源紹介
今回も、キューブ型自作PCの記事になります。
Twitterでも紹介しましたが、またまたパーツを購入してしまいました。。。
PCをいじりだすとあれこれパーツを交換したり手入れをしたくなって、
まさしく沼です。
例えるなら自動車のミニチュア版みたいなもので、
パーツの種類やデザインも無数にあるため自作PCにハマってしまう人の気持ちがよくわかります。
もともとは中古で安いデスクトップPCを買ってコスパよく運用しようと思っていたのですが、
結局自分好みのデザインや機能が欲しくなってきて本末転倒ですね( ^ω^)・・・
ということで、購入したパーツを開封します。
PCに詳しい方しかわからないかもしれませんが、こちらはATX電源です。
メ〇カリで6500円で購入しました。
こちらは名前の通り、PCの各パーツ(マザーボード、HDDやSSDなどストレージ類、グラフィックボード)に電源を供給するいわば動力源で、人間で例えると心臓部にあたります。
ATXというのは大きさなどの規格で、一般的なデスクトップPCに使用されるものです。
箱の中には電源ユニットとケーブルが入っていました。
まず、電源ユニットですが、今回購入したのは
「COOLER MASTER V1000 Gold」になります。
外観ですが、3年ほど使用したとの説明書きの割りにはきれいです。
内部のファンやパーツも劣化が少なそうなのでメンテナンスの行き届いた環境で使用されていたと想像できます。
こちらは電源ユニットの側面です。
先ほどの箱に入っていた電源供給用のケーブルの差込口があります。
ちなみにATX電源には、もともと電源ユニットにケーブルが取り付けられているタイプと、このV1000のようなフルプラグインタイプの電源があります。
フルプラグインタイプの方が必要なケーブルのみ差し込んで使えばいいので、配線がごちゃごちゃにならず便利です。
高価な電源はほとんどフルプラグインタイプになっている印象です。
背面ですが、電源容量や電圧が記載されています。
容量は1000Wになります。
普通のデスクトップPCでは、500Wもあれば十分ですが高品質なグラフィックボードやCPUを使用する場合はこのくらいの容量が必要になります。
私のPCの構成ですとそこまで必要なかったのですが、安かったのと長く使えそうなので選びました。
右の方に80PLUS GOLDと書いていますが、こちらはATX電源の品質に関わる認証になっています。これは、
電力の変換効率が80%を超えたものに与えられる認証で、
つまり電源から出力される際の損失が少なく、高効率な電源ということになります。
80PLUS認証には6種類あり変換効率が良い順に、
TITANIUM>PLATINUM>GOLD>SILVER>BRONZE>STANDARDとなっています。
もちろん効率が良いほど価格も高いので、良く出回っているのはGOLD~BRONZEあたりかと思います。
玄人志向やColsairなどの電源は、価格と性能のバランスが良く売れ筋でおすすめすね。
しかし、効率が良いという事は同じ出力を必要とするタスクをこなす際により少ない電力量で賄えるということですので、
僅かですが消費電力を抑えることができます。
ただ、現実的にはかなりの電力を消費するタスクをしない限りは電気代が大きく変わるようなことはないというデータがあるので、今回私は80PLUS GOLDの電源を買いましたが、効率に関してはそこまで意識しなくてもよいかもしれません。
(出典:BTOパソコン.jphttps://btopc.jp/select/compare-80plus-psu.html様)
では、電源を交換していきます。
PCの裏蓋を外すとすぐ電源にアクセスできます。
今の電源はケーブルが元々ユニットと一体になっているタイプなので、使用していないケーブルがごちゃごちゃしていますね。
あと、極性(+・-)などでケーブルの色分けがされていますがこれもあまり好みではありません。
各パーツに接続されているケーブルを外して、ケースと電源ユニットを固定しているネジを外すと電源ユニットが取り外せます。
今までの電源は、AcBelというメーカの520Wの電源を使用していました。
もともと購入した中古PCに使用されていたのですが、
内部のほこりやケーブルの劣化がひどく、取り換えが必要な状態と判断しました。
電源の故障には気を付ける必要があり、ケーブルや電源ユニットの劣化から発熱や発火などが発生してしまうともいわれています。
古いデスクトップPCを使用されている方は、
電源ユニットにほこりが詰まっていたりケーブルが劣化していないか確認することをおすすめします。
では、新しい電源を設置してケースとネジ止めします。
当然ATX規格なのでぴったりはまります。
電源の取り付け向きなのですが、電源のユニットのファンから空気を取り込みますので、ケース底面に吸気口が付いている場合は下の写真のように取り付けることをおすすめします。
後は必要なケーブルをプラグインして各パーツに取り付けていきます。
メジャーなのはマザーボードの主電源24ピンや下の写真のHDDなどのSATA電源でしょうか。
ということで配線が終わりました。
前の電源と比べていただけるとわかると思いますが、
見違えるほどすっきりした配線になり、大満足な仕上がりです。
取り換え後に起動確認を行って無事に動作しています。
電源はPCの安定動作に一番重要で、自作PCには中古やジャンクを使用するな!とよく言われているほどですので、
今回容量・効率ともに満足のいく電源に交換することができたので当分は使えるPCに仕上がったかなと思います。
このPCに関しては、また気になるところがあれば改造したいと思います。
今回はこの辺りで。
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